カジュアル面談とは?
![]()
カジュアル面談とは、採用を検討する企業と求職者が“カジュアルな雰囲気のなかで面談を行ない、互いが知りたい情報を交換し合う場”のことです。
対面で実施する際、オフィスではなくカフェなどで行なうこともよくあります。また、近年では、オンラインのカジュアル面談も多く行なわれるようになりました。
カジュアル面談では、選考ではないため、求職者が参加する心理ハードルが低くなります。そのため、カジュアル面談には、以下のような効果・メリットがあります。
- まだ自社への志望度が高まっていない人でも参加してもらいやすい
- 選考ではない場で求職者の経歴や価値観・考え方を確認できる
- 求職者の不安を払拭できる
中途採用のプロセスでは、新卒採用と違って会社説明会を実施しないことも多いため、従来の中途採用は、求人サイトや紹介会社経由での応募後、いきなり“面接”から始まることも多くありました。
一方で、優秀層の採用などを狙って、ダイレクトリクルーティングやリファラル採用に取り組むようになると、まだ自社への志望度が高くない、そもそも転職意向が固まっていない層と接触することも増えてきます。接触する際に、いきなり“面接”を行なうと、参加や応募の心理ハードルが高くなり、敬遠されがちです。
また、志望度が高まっていない状態で参加してもらって、“不合格”通知をした場合、求職者の心象も悪くなります。とはいえ、中途採用の場合、頻繁に会社説明会を実施することも現実的ではないでしょう。
こうした背景から、近年では、カジュアル面談を実施して、面談のなかで個別の会社説明や意見交換などをするケースが多くなりました。
なお、従来の新卒採用では、会社説明会で求職者と初期接触することが一般的でした。一方で、近年では、新卒でもダイレクトリクルーティングの利用が増えたなかで、返信率を上げるための“特別感”として、説明会ではなくカジュアル面談を実施することが増えています。
カジュアル面談は、会社説明会の実施に比べると、個人対応になるなどの理由で手間はかかることになります。しかし、それでも、幹部候補層の採用や採用競争が激しいエンジニア採用、また、採用人数が少ないスタートアップ企業などで多く実施されています。
カジュアル面談と選考面接の違い
選考面接も、人材が企業を、企業が人材を、お互いに見極める場ですが、どうしても面接官が自社に合う人材かどうかを見極め“合否を決める場”という感覚が強くなります。
一方でカジュアル面談は、お互いの価値観や仕事のやり方を共有したり、自社の理解を深めてもらったりする“フラットな情報交換の場”にしやすい特徴があります。
カジュアル面談でも、お互いに話を聴きながら「自分(自社)に合っているか?」などの見極めをする側面はありますが、大前提として、面談の場で直接的に合否を決めるわけではありません。また、“選考ではない”という位置づけであるため、面接と比べてリラックスした場にしやすい利点があります。
なお、カジュアル面談では、履歴書・職務経歴書の受け渡しも行なわないこともよくあります。選考ではないため、服装も自由とするケースが多くなっています。
カジュアル面談の利用方法
カジュアル面談は、以下のシーンで発生することが多いです。
- 求人媒体やダイレクトリクルーティングなどのスカウト機能、SNSのメッセージ機能などを使い、企業側から求職者に打診する
- リファラル採用で紹介をもらった人との初期接点をカジュアル面談として、そこでお互いにマッチングを確認したうえで、求職者に選考に進むかを決めてもらう
- SNSや採用ブログなどで、「カジュアル面談を希望される方はDMください」などと企業側からアナウンスする など
カジュアル面談を成功させるコツ
カジュアル面談の効果性を高めるには、まず、相手に時間をもらっている感謝を忘れないことが大切です。
また、カジュアル面談は、あくまで対等の立場であり、お互いに見極める場でもあります。現段階では、自社への志望度は高まっていない、場合によっては転職意向も固まっていない状況であることを忘れないようにする必要もあるでしょう。
書いたコツの大切さは面接でも変わらないのですが、カジュアル面談の場合にはとくに重要です。






