「知らないと損をする、面倒に思うと損をする」【知見メール26号】

「知らないと損をする、面倒に思うと損をする」

こんにちは。

ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

前回のメルマガでご案内した、清宮監督については多くの方から

反響をいただき、既に43名の参加予約をいただきました。

 

経営者の皆さんは(特にチームプレーの)スポーツに非常に関心を

お持ちだと改めて知りました。

 

 

今回は、前回と打って変わりまして、ちょっと、教育会社としては、

恥ずかしいことを書きたいと思います。 先日、部下のK君が社外の

合宿研修に申し込みをしたときの会話です。

 

 

私 「キャリア形成の助成金も申請してね。」

K君 「すいません。キャリア形成の助成金って、何ですか?」

私 「え、知らないの。簡単にいうと、研修を行ってそれに掛かった費用の

1/3をもらえるんだよ。」

K君 「全く知りませんでした・・・。」

私 「管理部で申請していると思うから、確認してみて。」

 

しばらくしてから。

 

K君 「管理部に確認しましたら、申請をしていないそうです。」

私 「え、・・・。うちは、研修会社だよね・・・。」

K君 「書類作成など、結構手間が掛かるので、申請しようと思いつつ、

のびのびになっているそうです。」

 

 

キャリア形成促進助成金(運営は雇用・能力開発機構です)をもらえる

ようにするためには、まず事前に教育計画等を含めた書類を提出して

おく必要があります。

 

その認定後に実施された研修が助成金の対象になります。

当初計画していた教育内容が変更になった場合には、変更申請をすれば

問題ありませんので、大切なことは、

 

  • まず、所定の書類を提出して、「受給資格認定」を受けておくことです。

 

確かに、助成金は

 

○そもそもそのような制度があること自体を知らない

 

○知っていても、役所で配布される資料を読んでも、何がなんだか

わからないから、申請をあきらめてしまう ことが多いようです。

 

しかし、例えば、50万円の助成金を受給できたとすると、粗利率10%

の企業であれば、売上500万円をあげたのと同様のことになります。

(もちろん、研修自体で経費を使っているのですが) 研修を行っている

企業であれば、見逃す手はありません。

 

そこで、私は以前勤務していた会社の後輩が社労士として独立して

いましたので、相談しました。(助成金等の書類作成代行は、社労士の

資格がないとできません。)

 

答えは、着手金○万円と成功報酬○○%で、業務を請け負いますと

のこと。 (実際の金額は、知り合い価格なので伏せて欲しいといわ

れています。申し訳ありませんがご容赦ください。) すぐに、稟議を

まわして決裁をとり、申請業務をしていただきました。

 

 

皆様の会社では、受給資格認定はお済みでしょうか?

もし、まだのようでしたら、一度ご検討いただき、自社で申請をする

ことが大変なようでしたら、社労士の先生をうまく活用されては

いかがでしょうか。

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役|上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 副董事長

知見寺 直樹

東北大学を卒業後、大手コンサルティング会社へ入社。その後、株式会社エフアンドエム副本部長、チャレンジャー・グレイ・クリスマス常務取締役等を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海法人(上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 )の立ち上げ等を経て、現在はHumanResourceおよび事業開発を担当する。

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