「知らないと損をする、面倒に思うと損をする」
こんにちは。
ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。
前回のメルマガでご案内した、清宮監督については多くの方から
反響をいただき、既に43名の参加予約をいただきました。
経営者の皆さんは(特にチームプレーの)スポーツに非常に関心を
お持ちだと改めて知りました。
今回は、前回と打って変わりまして、ちょっと、教育会社としては、
恥ずかしいことを書きたいと思います。 先日、部下のK君が社外の
合宿研修に申し込みをしたときの会話です。
私 「キャリア形成の助成金も申請してね。」
K君 「すいません。キャリア形成の助成金って、何ですか?」
私 「え、知らないの。簡単にいうと、研修を行ってそれに掛かった費用の
1/3をもらえるんだよ。」
K君 「全く知りませんでした・・・。」
私 「管理部で申請していると思うから、確認してみて。」
しばらくしてから。
K君 「管理部に確認しましたら、申請をしていないそうです。」
私 「え、・・・。うちは、研修会社だよね・・・。」
K君 「書類作成など、結構手間が掛かるので、申請しようと思いつつ、
のびのびになっているそうです。」
キャリア形成促進助成金(運営は雇用・能力開発機構です)をもらえる
ようにするためには、まず事前に教育計画等を含めた書類を提出して
おく必要があります。
その認定後に実施された研修が助成金の対象になります。
当初計画していた教育内容が変更になった場合には、変更申請をすれば
問題ありませんので、大切なことは、
- まず、所定の書類を提出して、「受給資格認定」を受けておくことです。
確かに、助成金は
○そもそもそのような制度があること自体を知らない
○知っていても、役所で配布される資料を読んでも、何がなんだか
わからないから、申請をあきらめてしまう ことが多いようです。
しかし、例えば、50万円の助成金を受給できたとすると、粗利率10%
の企業であれば、売上500万円をあげたのと同様のことになります。
(もちろん、研修自体で経費を使っているのですが) 研修を行っている
企業であれば、見逃す手はありません。
そこで、私は以前勤務していた会社の後輩が社労士として独立して
いましたので、相談しました。(助成金等の書類作成代行は、社労士の
資格がないとできません。)
答えは、着手金○万円と成功報酬○○%で、業務を請け負いますと
のこと。 (実際の金額は、知り合い価格なので伏せて欲しいといわ
れています。申し訳ありませんがご容赦ください。) すぐに、稟議を
まわして決裁をとり、申請業務をしていただきました。
皆様の会社では、受給資格認定はお済みでしょうか?
もし、まだのようでしたら、一度ご検討いただき、自社で申請をする
ことが大変なようでしたら、社労士の先生をうまく活用されては
いかがでしょうか。