「研修効果を高める4つのステップ~新入社員教育特集」【知見メール146号】

研修効果を高める4つのステップ~新入社員教育特集

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

 

先週の日曜日、3月11日に、S社様の研修に同席しました。

お昼休みに、研修を行っているビルの1階に入っている

某コーヒーチェーン店にコーヒーを買いにいきました。

注文をしてお金を払い、お釣を受け取るまでの間に、

何気なく、大きく「ふ~う」と息を吐き出しました。

 

すると、女性店員さんが、

「日曜出勤ですか?」と訊いてきました。

 

「いいえ。このビルの上の階で研修をやっているんです。」

と応えると、

 

「お疲れなんですか?」

 

「う~ん、疲れているというか、ちょっと睡眠不足が

続いているんですよね。」

 

「それでしたら、是非、こちらを召し上がってください。」

とシナモンロールを一切れ、差し出してくれました。

 

「糖分を補給して、元気出してくださいね!」

と、笑顔つきで声を掛けてくれました。

 

心遣いと明るく優しい声で、本当に元気になりました。

人は人を元気にできる力を持っていることを実感しました。

 

ところで、お礼を言おうと思い、名前を探したら、

名札をつけていなかったんです。

このお店にいる店員さんは全員名札をつけていませんでした。

 

最近は、外食店舗や小売店では、ほとんど名札をつけている

と思うんですが、なぜでしょうかね。

きっと、理由があると思うのですが・・・。

 

このコーヒーチェーンは、シアトル発の「S」です。

もし、理由をご存知の方がいらっしゃいましたら、

教えていただけると嬉しいです。

 

 

さて、このところ多くの企業様から新入社員研修の

お問い合わせをいただきます。

 

新入社員を4月に迎える企業様では、まさに

受け入れ準備をされている時期なんでしょうね。

 

そこで、新入社員研修について情報提供をさせていただきます。

 

弊社で、いろんな若手向けの研修をお願いしている

アッシュ・マネジメント・コンサルティングの小川先生から、

教えていただいたことです。

(小川先生には、感謝力や素直さを高めるセミナーを

行なっていただいています。

以前、このメルマガでも書いていますので、

こちらもご覧ください。

⇒http://jaic.blog.shinobi.jp/Entry/252/ )

 

小川先生が、行なっている新入社員研修では、

最初に3つの行動について教え、

それを徹底することを求めるのだそうです。

 

その3つとは、

 

1)挨拶

 

2)感謝

 

3)雑用

 

です。

 

それぞれについて、なぜ大切なのか、具体的にどんなことを

すれば良いのかを理解・納得してもらい、その行動を

実践し続けようと動機付けを行います。

 

例えば、挨拶であれば、

最初に、良い挨拶とはどんなものか、について個人で考えて、

書き出してもらいます。

その後、グループディカッションを行い、グループごとに

模造紙にまとめて、発表してもらいます。

講師から、その発表の講評を行い、良い挨拶のポイントを解説します。

具体的には、

 

1.自分から先に

2.大きな声で

3.明るく笑顔で

4.相手の目をみて

5.キレイな動作で

6.誰に対しても

7.どんな状況でも

8.メールでも

9.気持ちを込めて

 

ということを解説します。

その後、実際に挨拶のロールプレイングを行ないます。

最後には、グループごとに挨拶の試験をします。

グループ全員が、揃った、良い挨拶ができるまで、何度も続けます。

 

感謝についてであれば、「当たり前」と感じることと

「有難い」と感じることについて考えさせ、

その境界線は何かについてグループで検討してもらいます。

そして、「当たり前」を「有難い」へ置き換えると、

感謝の気持ちが芽生えてくることに気付いてもらいます。

 

雑用についてであれば、

「職場に雑用はない。雑にやるから雑用になるだけ!」

ということを理解してもらうために、グループディスカッションや

ケーススタディを行います。

 

 

また、社員の方が研修講師を担当する場合には、

どうしても教えること、すなわち講義をすることが

主になりがちです。

ところが、「聞く」ことは研修効果が最も低いです。

 

先週の金曜日3月9日に、弊社でお付き合いをいただいている

講師の皆さんの交流会を行ないました。その意見交換会の中で、

「研修効果を高めるために取り組んでいることはありますか?」

という質問がありました。

 

ある講師の方が以下のように教えてくれました。

 

理解を深めてもらうためには、

 

1)話しを聞いてもらう

2)考えてもらう

3)書いてもらう

4)話してもらう

 

というステップで全てを設計します。

 

また、本当に伝えたいメッセージ、理解して欲しいことは、

研修受講者本人に声に出して読み上げさせるそうです。

 

 

あと、弊社では新入社員に研修を受けてもらうと必ず、

レポートを提出してもらいます。

そのレポートには、必ずコメントをつけて返します。

人数が多いと大変ですが、ここで手を抜くと

確実に研修効果が落ちます。

 

コメント以外にも

・誤字脱字がないか

・一文が長くないか

・余分な修飾語ないか

・文末が冗長ではないか

・筋道が通っているか

・理解に誤りはないか

・自分なりの結論があるか

をチェックして、修正点を指摘してあげます。

 

ゆとり教育以降、文章力が落ちているとよく聞きますので、

赤を入れるのは大変かと思いますが、最初に徹底しておかないと、

いつまでも誤字がある書類を平気で出してきたりします。

 

 

以上、研修を行う方のご参考に少しでもなれば幸いです。

 

 

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役|上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 副董事長

知見寺 直樹

東北大学を卒業。新卒で大手コンサルティング会社へ入社。その後、株式会社エフアンドエム副本部長、チャレンジャー・グレイ・クリスマス常務取締役等を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海法人(上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 )の立ち上げ等を経て、現在はHumanResourceおよび事業開発を担当する。専門は組織開発、戦略人事、教育体系の構築等

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