「2輪ドリフト!」【知見メール167号】

更新:2021/02/12

作成:2013/01/23

2輪ドリフト!

 

 

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

 

 

今年の成人の日である1月14日は、全国的に大雪でした。

周りでひどい目にあわれた方も

いらっしゃるのかも知れませんね。

 

 

翌1月15日の朝、出勤するときにびっくりしました。

あの大雪の後、自転車で

通勤している方がたくさんいたのです。

前夜の東京は、だいぶ冷え込みましたので

あちらこちらでアイスバーンになっていました。

 

そんなところを自転車に乗って走るのは、

一歩間違うと自殺行為です。

転んで自分が怪我するだけならまだしも、

コントロールが利かなくなり

歩行者の列に突っ込んだりして

他人に怪我をさせたら、大変なことですよね。

 

何で、そう考えないんだろう?と

思いながら最寄り駅まで、歩いていきました。

 

もしかすると、

雪の上を自転車で走ると、すべるとか

自転車はすべると、自分では制御できないとか

雪の降った後、冷え込むと凍るとか

経験がないから、知らないのかもしれません。

 

 

東京にあれだけの雪は、めったに降りませんので、

上記のことを自ら体験した人は少ないのかもしれません。

だから、朝のニュースでさかんに

「自転車には乗らないでください」と伝えていたのかもしれません。

 

皆さんは、氷の上で自転車に乗ったことがありますか?

 

 

 

私の田舎には、スケート田

(すけーとでん;田んぼに水をはって凍らせ、

スケートができるようにしたところです)がありました。

 

小学生の時には、よくそのスケート田に

自転車で入り込んで遊んでいました。

氷の上は、本当によく滑ります。

ハンドルが真直ぐではないときに

ブレーキをかけると、ほぼ転びます。

転ばないように、逆ハンドルをきって、

「2輪ドリフト!」といってバカをやっていました。

私は、氷の上の怖さを身をもって体験しています。

 

 

経験ないことについて、リスクであったり、

逆に価値であったりを、

伝えて行動を変えてもらうことは難しいのかもしれません。

仕事でも同様かもしれませんね。

 

 

 

さて、今回は、1月17日に参加した

ダイヤモンド社主催の「ドラッカー塾」で

学んだことをご紹介させていただきます。

 

このドラッカー塾では、「ドラッカー5つの質問」を、

自社に落とし込んで検討し、まとめます。

 

ちなみに、「ドラッカー5つの質問」とは、

 

1.われわれの使命(事業)は何か?

2.われわれの顧客は誰か?

3.顧客にとっての価値は何か?

4.われわれの成果は何か?

5.われわれの計画は何か?

 

です。

 

 

ジェイックの顧客は誰かについて

自分で考えたレポートをベースに、

講師である国永さんとマンツーマンで

ディスカッションしました。

 

その中で国永さんから教えていただいた話です。

 

 

皆さんは、鎌倉投信という会社をご存知でしょうか?

2011年8月にテレビ東京系の番組

「ガイアの夜明け」でも取り上げられたことがあります。

 

鎌倉投信は、100年後も残したいいい会社を

支援することを使命とし、

長期保有を前提として顧客に購入を薦めます。

 

その鎌倉投信は、実際にその会社に足を運び、

オフィス、店舗、工場などをつぶさに見学した上で、

投資するかどうかの結論をだします。

 

結論を出す一番重要な条件は、経営者です。

いい会社には、優秀な経営者が

不可欠であると考えているからです。

 

鎌倉投信が設定する、優秀な経営者とは

次の5つを備えている人になるそうです。

 

1)圧倒的な使命感をもっている

2)謙虚な人

謙虚かどうかは、会話をしていて

感謝の言葉が良く出ているかどうかで、判断します

3)勉強熱心

自らが学ぶことに熱心である

4)人に関する関心が非常に高い

社員が100名であれば、

1対100と考えずに、

1対1が100セットあると考え、行動する

5)現場主義

 

鎌倉投信が投資をしている会社は、

順調に成長していますし、投信を購入した方々も

日経平均よりも大きな投資リターンを得ています。

 

 

整理すると、鎌倉投信における顧客とは、

株式を長期保有し、いい会社を応援し、

ひいてはいい社会に貢献したいと考えている方々です。

 

1口1万円から投資することができます。

 

 

私が作成した、「顧客は誰か?」は、鎌倉投信と比較すると

明確さがまだまだでした。

 

国永さんからいただいた投げかけに考えさせられました。

それは、

 

「御社が、取引したい顧客の選定基準は何ですか?」

 

「御社が、取引しない顧客とはどんな条件ですか?」

 

 

実は、弊社では、「ドラッカー5つの質問」を

幹部会で検討し、まとめたものを作っています。

しかし、それが今ひとつしっくりこないでいました。

 

その理由が良くわかりました。

 

「顧客は誰か?」の質問に対して、

深堀りが足りないため、不鮮明であるからです。

「顧客が誰か?」が不鮮明でしたら、

その先の質問である、価値や成果についても

不明瞭になって、当然でした。

 

皆さんの会社では、この2つの質問に対する回答はいかがですか?

 

 

なお、鎌倉投信については、以下のURLをご覧ください。

http://www.kamakuraim.jp/

 

 

 

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