「どんな人生を歩みたいか」【知見メール170号】

どんな人生を歩みたいか

 

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

 

 

先週の金曜日3月8日、自宅に戻り、

何気なくテレビをつけました。

 

すると、丁度、マー君がヒットを打たれた瞬間でした。

WBCでの日本対台湾戦。

3対2と台湾に1点リードされます。

8回裏ですから、攻撃はあと1回しかありません。

台湾に負けるのか・・・

という言葉が頭に浮かびました。

 

これまで、WBCにはそれほど

関心は高くなかったのですが、

ここからテレビに釘付けになりました。

 

8回裏は、なんとか1点の失点で凌ぎました。

9回表、2アウト2塁から、

中日の井端のヒットで同点に追いつきます。

そして、延長10回表、

日ハムの中田の犠牲フライで1点勝ち越します。

最後、ちょっとひやひやしましたが、

逃げ切り、勝利をもぎ取りました。

 

しびれる試合を久しぶりに観ました。

 

 

勝利監督インタビューで、

山本監督が、井端と中田の名前を挙げていました。

 

個人的に、一番のヒーローは、阪神の鳥谷です。

鳥谷は、9回表2アウトから、

じっくりとボールを選んで四球を得て

一塁に出ると、井端の初球で盗塁を成功させ、

2アウト2塁の場面を作ります。

 

1点差で、自分がアウトになれば

ゲームセットの場面で

必要なのは、何でも良いから塁に出ることです。

その中でも、四球はベストです。

ヒットよりも良いのです。

(なぜなのか、疑問の方は、

周囲の野球に詳しい方に聞いてみてください。)

 

そして、盗塁に失敗すれば、

これまたゲームセットの場面で、果敢にチャレンジする。

相手も、走ってくることは十分想定しています。

その中で、決行し、成功させた鳥谷は流石です。

 

山本監督も、ダッグアウトに戻って、

鳥谷を賞賛したと思います。

しかし、監督インタビューの場面で、

鳥谷の名前も、是非、挙げて欲しいと思いました。

 

 

翻って、貢献がわかり易い営業担当者や

商品企画の担当者しか、みんなの前で、

賞賛していないか、ハッとさせられました。

 

 

 

 

今週の月曜日3月11日で、

東日本大震災から2年がたちました。

 

 

皆さんは、2年前の3月11日、

14:46に何をしていらっしゃいましたか?

 

今とそのときを比べて、

自分で何か変えていることはありますか?

 

 

私は、2年前に感じていた命の大切さや

自分の生き様への思いが薄れていました。

 

そこに、素晴らしい刺激をいただきました。

 

 

それは、1冊の小冊子です。

3月11日に、弊社のサービスを

よくご利用いただいているある社長様から、

「生きざまの経営 今生の命は靴下に捧げる」という

タイトルの小冊子をいただきました。

 

著者は、タビオ株式会社の会長、越智直正さんです。

全国で270店舗を越え、フランスやイギリスにも

展開する「靴下屋」の創業者と

ご紹介したほうがわかりやすいでしょうか。

 

越智会長が、東洋経済に掲載された記事があります。

 

http://toyokeizai.net/articles/-/9749

 

http://toyokeizai.net/articles/-/9812

 

http://toyokeizai.net/articles/-/9852

 

http://toyokeizai.net/articles/-/9878

 

 

タビオさんの公式HPはこちらです。

 

http://www.tabio.com/jp/corporate/feeling/manufacturing/ideal/

 

 

 

この小冊子は、40ページ全てが

心に訴えかけてくる文章なんですが、

その中からひとつご紹介します。

 

越智会長は、松下幸之助さんの

「新しい人間観の提唱」をお経代わりにされているそうです。

以下、長文になりますが、ご紹介します。

 

 

「新しい人間観の提唱」

 

宇宙に存在するすべてのものは、

つねに生成し、たえず発展する。

万物は日に新たであり、

生成発展は自然の理法である。

 

人間には、この宇宙の働きに順応しつつ

万物を支配する力が、その本性として与えられている。

人間は、絶えず生成発展する宇宙に君臨し、

宇宙にひそむ偉大なる力を開発し、

万物に与えられたるそれぞれの本質を見出しながら、

これを生かし活用することによって、

物心一如の誠の繁栄を生み出すことができるのである。

 

かかる人間の特性は、

自然の理法に従って与えられた天命である。

この天命が与えられているために、

人間は万物の王者となり、その支配者となる。

 

すなわち人間は、この天命に基づいて善悪を判断し、

是非を定め、いっさいのものの存在理由を明らかにする。

そしてなにものもかかる人間の判定を

否定することはできない。

 

まことに人間は崇高にして偉大な存在である。

このすぐれた特性を与えられた人間も、

個々の現実の姿を見れば、必ずしも

公正にして力強い存在とはいえない。

人間は常に繁栄を求めつつも

往々にして貧困に陥り、平和を願いつつも

いつしか争いに明け暮れ、

幸福を得んとしてしばしば不幸におそわれてきている。

 

かかる人間の現実の姿こそ、

みずからに与えられた天命を悟らず、

個々の利害損得や知恵才覚にとらわれて

歩まんとする結果にほかならない。

 

すなわち、人間の偉大さは、個々の知恵、

個々の力ではこれを十分に発揮することはできない。

古今東西の先哲諸聖をはじめ幾多の人びとの知恵が、

自由に、何のさまたげも受けずして

高められつつ融合されていくとき、

その時々の総和の知恵は衆知となって

天命をいかすのである。

 

まさに衆知こそ、自然の理法を

ひろく共同生活の上に具現せしめ、

人間の天命を発揮させる最大の力である。

 

まことに人間は崇高にして偉大な存在である。

お互いにこの人間の偉大さを悟り、

その天命を自覚し、衆知を高めつつ

生成発展の大業を営まなければならない。

 

長久なる人間の使命は、

この天命を自覚実践することにある。

この使命の意義を明らかにし、

その達成を期せんがため、

ここに新しい人間観を提唱するものである。

 

 

以上

 

 

 

そして、越智会長は、

この文章を自分のために読むときには、

文章の中の「人間」を「越智直正」と読み換え、

人に読んで聞かせるときは

その人の名前に換えて読むのだそうです。

そうしなければ、内容が他人事で終わってしまうからです。

 

是非、皆さんも、「人間」を自分の名前に換えて、

声に出して読んでみてください。

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役|上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 副董事長

知見寺 直樹

東北大学を卒業。新卒で大手コンサルティング会社へ入社。その後、株式会社エフアンドエム副本部長、チャレンジャー・グレイ・クリスマス常務取締役等を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海法人(上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 )の立ち上げ等を経て、現在はHumanResourceおよび事業開発を担当する。専門は組織開発、戦略人事、教育体系の構築等

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