「松下幸之助が語る、4つの採用基準」【知見メール263号】

2018/04/12

松下幸之助が語る、4つの採用基準

 

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

 

以前も、このメルマガで何度かご紹介していますが、私は、

「みやざき中央新聞」を購読しています。

全国各地で開催されている素晴らしいセミナーの内容を

紹介している新聞です。月4回発行されています。

 

その3月5日号の1面に水谷編集長が書かれた記事に感動し

考えさせられたので、要約してお伝えさせていただきます。

 

それは、國學院大學教授の柴田保之さんのインタビュー記事です。

柴田先生は、元々、先天的な重症心身障がい児の運動機能を

引き出す研究をしていました。

研究過程で、かすかに動く指でスイッチを押すことさえできれば

文字を選択できる、運動機能を引き出すことが目的の

ワープロで心身障がい児と関わりをもちました。

 

その中のひとり、小学校4年生のかんなさんは、柴田先生が

関わってきた中で最も重度の先天的な心身障がい児でした。

好きな音楽を聞くと身体がわずかに反応するくらいで、

誰も彼女が言葉を理解していると思ってはいませんでした。

 

ところが、かんなさんにこのワープロを使ってもらうと

「かんな かあさんがすき めいわくばかり」

と、打ったのです。

 

言葉を理解していたどころか、かんなさんの心は母親への

感謝と愛情に満ち溢れていました。

 

柴田先生の試みは、言葉のない世界で生き続けてきた

当事者とその家族にとって、大きな希望となりました。

 

この記事は、

 

柴田先生の「通訳」で、100人以上の「言葉がない」と

されてきた人たちが言葉をもったそうだ。

言葉を持つことの素晴らしさには

言葉にならない感動がある。

 

と、締めくくられています。

 

ちょうど、この記事を読む直前に、妻と口論を

していました。

その時、私は、妻に

「人の気分を害する言葉を使うなら、話すな!」

と言い放ちました。

 

言葉を使いたくても使えない人がいる。

言葉をわかっているのに、わかっていると

思われていない人がいる。

 

言葉を使える有難さと、

それを大切に使わないといけないと

思い知らされました。

 

みやざき中央新聞さんは、見本紙を1ヶ月間送っていただけます。

ご興味がありましたら、以下のサイトをご覧ください。

https://miya-chu.jp/

 

 

さて、今回は、3月30日に参加した横浜市倫理法人会の

イブニングセミナーにて学んだことをご紹介します。

 

講師は、松下政経塾の研修局長を務めていらっしゃる金子さん。

タイトルは、「松下幸之助に学ぶ、経営の極意」でした。

 

90分の講演の中で、参考になったことはたくさん

あったのですがその中からひとつ、お伝えさせていただきます。

 

私は、社会人のスタートが人事部でした。

特に、バブルの頃でしたので、採用が主たる役割。

 

ですから、

どんな人を採用するとよいのか?

それをどうやって見極めればよいのか?

その人には、どうしたら入社を決意してもらえるのか?

ということに関心を持ち、考えてきました。

 

松下政経塾を作ったとき、事務局の方が松下幸之助さんに

どんな人を採用したらよいのかと質問したそうです。

 

その答えは、

「運」、「愛敬」、「勉強」、「説得力」

の4つがある人とのこと。

 

それぞれに、解説がありました。

 

「説得力」

信念が強ければ、説得力がある。

志が強ければ、説得力が生まれる。 自分は、こうしたいという強い思いを持っていること。

 

「勉強」

わしより、できたらいい。

ただし、新しいものをキャッチアップできる必要があるので

勉強し続けられること。

 

「愛敬」

誰からも好かれた方がいいから、愛敬があったほうがいい。

 

この話を元に、事務局では、愛敬の基本は、笑顔だと考え

ディズニーランドで1ヶ月間、塾生に対して

笑顔の研修をしたそうです。

 

すると、松下翁は、

わしのいう愛敬はちょっと違うんや。

何かしようとすると、困難、課題、問題点が山ほど出てくる。

その困難の時に、笑顔でいられるかどうか。

それが、愛敬や。

 

「運」

わしが見たらわかる。(笑)

 

松下政経塾出身のある方が200票差で落選し

政経塾出身者としては、落選第一号となりました。

 

この方は、報告とお詫びに、松下翁の元に伺いました。

すると、

おしかったな。あんた、運がいいな。

あの短期間なのに、200票差なんてすごいな。

と、仰ったそうです。

 

要は、ものの考え方・捉え方。

 

100回して1回しかできなかったら、どう思う。

多くの人は、1%だから大失敗と言うかもしれん。

逆に、わしは勇気がわく。

 

営業で100件まわって、1件しか取れなかった時に、

怒ったらいかん。

 

1件取れた。偉いな。

そしたら、1000件回ったら、10件取れるから、1000件回れ

と言うんや。

(今だと、ブラック扱いされるかも知れませんが。)

 

従業員が育って、モチベーションあげるしかない。

従業員の良いところをみつけて、育てて

苦しいけど、これしか会社は伸びない。

 

わしが、成功したのは運が良かったから。

3つが、なかったおかげ。

学歴がなかった。

家が貧しかった。

体が弱かった。

 

学校は、小学校4年で中退。

 

家が貧しかったから、無理な経営をしなかった。

庄屋で裕福だったのが、父親が相場に手を出して

大失敗した。

 

ひとり丁稚奉公に出されて、2週間毎晩、泣き続けたけど

初めての給金で、5銭もらって考えを変えた。

運命を受け入れるしかない。

 

人生の本当のハンディキャップは何だろうか?

 

運が悪くても、良いと思わないといけない。

 

全ては経営者の、みかた次第。

それによって、大きくなったり、小さくなったりする。

 

 

松下翁が講師を務めた講演会で

ある経営者から、

理想的な経営はどうしたらできますか?

と質問を受けました。

 

それは、経営者が熱心になることや!

との一言で、具体的なことは教えてくれなかった。

 

なんとなくでは、成功しない。

成功の度合いは、君の経営論の信念の強さに比例する。

 

志をもっていれば、自分を助けてくれる良い番頭、社員が

でてくる。

 

なぜ、良い番頭がでてくるか?

それは、誰よりも熱心だったから。

熱心だったら、良い番頭がでてくる 良い社員がでてくる。

もし、良い番頭がいなければ、熱心さが足りない。

 

皆さんにとって、良い番頭さんはいらっしゃいますか?

 

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役

知見寺 直樹

大手コンサルティング会社を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海支店立ち上げも経験し、現在は本社HRおよび事業開発を担当する。

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