Indeed(インディード)への求人掲載、基本や書き方のポイント、応募者増加のコツを紹介

更新:2023/01/20

作成:2023/01/05

古庄 拓

古庄 拓

株式会社ジェイック取締役

Indeed(インディード)への求人掲載、基本や書き方のポイント、応募者増加のコツを紹介

いま伸びている求人媒体の一つがIndeed(インディード)です。

Indeed は、従来型の求人媒体ではなく、“求人検索エンジン”という新たな分野をけん引し、ユーザー数を伸ばす媒体になります。

Indeedは、エリア(地名・駅名)×職種での検索にとても強い特徴があります。エリア性が高い採用をしたい場合には、特におすすめです。

記事では、基礎知識として、Indeedの概要や利用のメリットを確認します。

そのうえで、企業がIndeedに求人掲載を直接行なう際の流れと、Indeedの求人掲載で応募者を増やすコツを解説します。

<目次>

Indeedの基礎

indeedの文字のキー
まずは、Indeedの特徴と求人掲載の仕組みを確認しましょう。

Indeedとは?特徴と仕組み

Indeedは、インターネット上にある求人情報から、自分の検索条件に合ったものを表示できる「求人検索エンジン」です。

Indeedは、求人メディアや企業の採用情報ページを常にクローリングしています。

クローリングとは、インターネット上のリンクからサイト巡回をするプログラムが、情報を複製・保存することです。

クローリングの仕組みによって、求職者はIndeed上からインターネット上に公開されている求人を一括検索できます。

Indeedは、クローリングの仕組みを使って複数の各求人メディアの情報を網羅しているわけですから、当然のことながら求人数も従来の求人メディアと比べると圧倒的です。

なお、Indeedはアメリカ発祥のサービスですが、2012年に日本のリクルートグループが買収しました。

そして、CMによる知名度の向上やユーザー数の上昇を背景に、近年では、Indeed自体が求人媒体としても活用されるようになっています。

Indeedに求人掲載する仕組み

Indeedには、クローリングを通じて収集・掲載される求人情報に加えて、Indeed自体に求人を直接掲載する機能があります。

つまり、Indeedは、求人検索エンジンである一方で、採用企業に対して、求人媒体としてのサービスも提供しているわけです。

企業がIndeedに求人を掲載すると、Indeedがインターネット上から収集・掲載してきた求人情報を見にきたユーザーに対して、自社の求人を表示できるようになります。

Indeed掲載のメリット

パソコンを操作する男性の上半身
Indeedへの求人掲載には、以下の効果・メリットがあります。

「エリア×キーワード」検索への強み

Indeedは、「勤務地×キーワード」で検索をする仕様です。

たとえば通常の求人サイトでは、採用競合が多い「システムエンジニア」の求人で上位表示させることは、多額の資金を投じない限り難しいでしょう。

その点、Indeedであれば、たとえば、求職者が「福島県郡山市×システムエンジニア」で検索すれば、全国区では認知度の高くない福島県郡山市の中堅・中小企業やベンチャー企業のシステムエンジニア求人を表示させることも可能になります。

また、Googleなどの検索エンジンで「エリア×キーワード(職種など)」で検索すると、Indeedの検索結果が上位表示されることも多くなっています。

そのため、間接的にGoogleでの検索結果に上位表示させる、Googleの検索ボリュームを吸収できるイメージになります。

無料掲載も可能

Indeedの直接掲載には、無料プランと有料プランがあります。

Indeedでは、有料プランが優先表示されるため、人気がある「エリア×職種」の場合、無料求人で上位に表示する、つまり、多くの応募を集めることは難しいです。

しかし、検索量が少ない条件などであれば、無料求人でも応募を獲得できる可能性はあるでしょう。

なお、Indeedの場合、一般の求人サイトのように「2週間で〇〇円」のような掲載料を支払う必要がありません。

また、掲載しっぱなしにしておくことも可能です。Indeedを見て応募した求職者を採用しても、ダイレクトリクルーティングや人材紹介のような成功報酬もかかりません。

有料掲載も細かな予算制御が可能

先述のとおり、同じエリアや職種で競合が多い場合、無料プランでは自社の求人が上位表示されない可能性が高いです。

こうした場合は、「スポンサー求人」という有料プランを使って、求職者への露出を増やすことが必要となります。

「スポンサー求人」は、クリック型の課金広告になっており、通常の求人広告のような掲載課金型ではありません。

クリック型の広告課金の場合、自社の求人がクリック(閲覧)された回数に応じて費用が発生するため、掲載課金型と比べると小さな金額から試すことが可能です。

また、早めに応募がくれば、掲載課金型よりもかなり安いコストで採用できる可能性もあります。

Indeedの場合、クリックあたりの費用を入札するシステムとなっており、大まかなイメージとしては、入札額が高い企業の求人が上位に表示される仕組みです。

クリック回数や発生している費用などは、ほぼリアルタイムで見えるため、細かく費用をコントロールすることが可能です。

掲載期間がない

Indeedを無料で使う場合、掲載期間はなく、いつまでも掲載し続けられます。

優先度が低い求人案件で「正社員やアルバイト募集を出しっぱなしにしておきたい」という企業でも使いやすいでしょう。

Indeedに求人掲載する流れ

Indeedに求人掲載をする場合、以下の流れで手続きを進めていきます。

Indeedのアカウント開設

まず、Indeedのサイト(https://jp.indeed.com/hire)にアクセスをして、「無料で求人掲載をする」をクリックします。

なお、Indeedのアカウント開設には、以下のいずれかが必要です。

  • Googleアカウント
  • Facebookアカウント
  • メールアドレスとパスワード

メールアドレスで登録する場合、メールアドレス照合が行なわれます。なお、企業メールアドレスだと、照合審査が円滑に進みやすくなります。

そのため、企業としてIndeedを利用するなら、企業メールアドレスでの登録がおすすめです。

企業情報の登録

以下の企業情報を入力してアンケートに回答すれば、アカウント開設を完了できます。

  • 社名
  • 従業員数
  • 担当者名
  • 電話番号
  • Indeedを知った方法

求人票作成

Indeedの求人は、仕事内容×勤務地の組み合わせで「1求人」となります。

そのため、たとえば、事務職・営業職・技術職……と複数の募集をする場合、一つずつ求人登録を行ないましょう。

また、同じ求人を複数の勤務地で掲載する場合も、一つの求人をコピーしていって、複数の求人を作成する形になります。

Indeedの場合、求人ごとに有料・無料のコントロールを行なえます。求人情報の必須入力は「仕事内容・アピールポイント」のみです。

しかし、求職者への魅了付けをするには、以下のような項目も入力することが必要です。

  • 雇用形態
  • 給与
  • 仕事内容・アピールポイント
  • 求める人材
  • 勤務時間・曜日
  • 交通アクセス
  • 待遇・福利厚生 など

なお、無料で使える「オリジナル採用ページ」の機能を活用すれば、画像登録も可能です。

このほかに、求人応募の受付方法(メール・電話・Indeedカンタン応募)なども登録しましょう。

有料プランの設定(有料掲載する場合)

有料オプションを使う場合、無料プランでの登録情報に加えて、通貨(日本円)、求人予算、有料プランの終了日などを設定します。

無料・有料どちらであっても、承認から最短で1時間、最長で72時間で求人票の審査が行なわれ、審査通過後に求人投稿手続きが完了となります。

Indeedの求人掲載で応募者を増やすコツ

Indeedへの求人掲載で多くの応募を集めるには、以下のポイントを大切にしながら求人票をつくる必要があります。

応募者数が決まる仕組み

Indeedの応募者数は、「条件の検索数×自社求人の表示率×自社求人のクリック数×求人を見てからの応募率」のかけ合わせで決まります。

そのため、Indeedで応募者数を増やすには、以下のような工夫を通じて、それぞれの数字を上げる必要があります。

  • 【条件の検索数】簡潔かつ具体的な職種名にする、一般的な表現にする
  • 【表示率】有料オプションを使う
  • 【クリック数】「もっと詳しく見たい!」と思わせる求人タイトルを考える
  • 【応募率】求人票にしっかりと魅力ポイントを盛り込む など

求人内容をきちんと魅力的に記載する

Indeedの求人票には、文字数の制限がありません。

そのため、求職者のニーズ×自社の魅力が重なるポイントをしっかり記載し、求職者の魅了付けをすることが大切です。

求人内容を魅力的にするためには、いきなり求人票を書き始めるのではなく、求人のターゲットが誰か、また、自社と求人にどのような魅力があるかを言語化しておくことが大切です。

検索結果に表示される文言の整備

検索結果ページには、以下情報が表示されます。

  • タイトル
  • 企業名
  • 地域
  • アイコン(交通費支給、昇給あり など)
  • 給料(時給や月給)
  • 雇用形態・契約形態
  • 求人票の概要

ここで大きなポイントになるのは、「タイトルのキャッチコピー」と「求人票の概要」です。

まず、タイトルには、以下のように引きの強いキーワードを盛り込み、求職者に「もっと詳しく見てみたい!」と思わせる必要があります。

  • 【スキマ時間で小遣い稼ぎ】お弁当宅配スタッフのお仕事です
  • 【1日3時間~・副業OK】自社製品のコールセンター業務 など

なお、「求人票の概要」は、求人票の文章の前から80文字程度が表示される仕組みです。

したがって、求職者に求人をクリックしてもらうには、タイトルに加えて、求人情報の冒頭80文字のなかに求職者ニーズ×自社の魅力につながる情報を入れることがポイントです。

有料出稿の検討、価格の調整

Indeedでは、以下のようなケースのときに、スポンサー求人の検討をおすすめしています。

  • 急いで採用したい
  • 無料で掲載したが、クリックされない
  • 応募が来ない
  • 応募はあるが、求める人材からの応募が来ない
  • 応募はあるが、採用につながらない

有料オプションに、Indeed担当者によるサポートもついています。

サポートでは、求人応募内容の分析も行なってくれるため、上記のような状態の場合は、有料を検討してもよいでしょう。

出典:Indeed(インディード)求人掲載の仕組みを採用担当者向けに徹底解説

検索されやすいキーワードを含めた求人票の作成

Indeedで応募を集めるには、まず、求職者の検索で自社の求人が表示される必要があります。

そのため、たとえば、地方でシステムエンジニア求人を出す場合、検索される可能性がある以下のようなキーワードを、不自然にならない範囲で求人に入れるとよいでしょう。

  • IT技術者
  • IoT
  • DX人材
  • Python
  • プログラミング
  • ビッグデータ
  • キャリア
  • Uターン歓迎
  • Iターン歓迎
  • 地方移住
  • リモートワークOK など

複製による勤務地の分散

先述のとおり、Indeedの求人は「勤務地×仕事内容」で1求人となります。

そのため、幅広い求職者に検索してもらうには、通勤圏・採用圏にあるいくつかの勤務地に求人を分散して出すのもおすすめです。

たとえば、神奈川県厚木市にある事業所で人材募集をする場合、通勤圏である以下のエリアや駅名に求人を複製するとよいでしょう。

  • 神奈川県厚木市
  • 神奈川県綾瀬市
  • 神奈川県寒川町
  • 本厚木駅
  • 厚木駅
  • 海老名駅
  • 愛甲石田駅 など

まとめ

Indeedは、いま成長している求人検索エンジンです。Indeedでは、企業が自社の求人を掲載することも可能です。

求人掲載は、無料で始められますが、採用競合が多い職種やエリアの場合、有料プランを使わないと応募は獲得しにくくなっています。

Indeedの応募者数は、「条件の検索数×自社求人の表示率×自社求人のクリック数×求人を見てからの応募率」のかけ合わせで決まってきます。

したがって、求人票をつくる際には、まず、以下のような工夫が必要です。

  • 検索されやすいキーワードを盛り込む
  • クリックされるように求人タイトルや求人の概要記載を工夫する
  • 求人票にしっかりと魅力を書く など

また、「勤務地×仕事内容」の組み合わせで1つの求人になるため、同じ求人でも複数の勤務地を細かく設定して、複数の求人にすることも有効です。

有料プランであるスポンサー求人は、クリック課金となるため、クリックされなければ費用はかかりません。

入札価格を細かくコントロールできますし、いつでも自由にやめることもできます。また、Indeed担当者のサポートを受けられるなどのメリットもあります。

地域密着度の高いアルバイト採用などをする際には、ぜひ記事の内容も踏まえて、インディードの利用を検討してみてください。

なお、アルバイトではなく、若手を中途採用したい場合には、HRドクターを運営する株式会社ジェイックでは、若手未経験の人材紹介サービス「就職カレッジ」を提供しています。

ご興味があれば、以下より資料をご覧ください。

著者情報

古庄 拓

株式会社ジェイック取締役

古庄 拓

WEB業界・経営コンサルティング業界の採用支援からキャリアを開始。その後、マーケティング、自社採用、経営企画、社員研修の商品企画、採用後のオンボーディング支援、大学キャリアセンターとの連携、リーダー研修事業、新卒採用事業など、複数のサービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。専門は新卒および中途採用、マーケティング、学習理論

著書、登壇セミナー

・Inside Sales Conference「オンライン時代に売上を伸ばす。新規開拓を加速する体制づくり」など

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