5W1Hを構成するのは、とてもシンプルな単語です。しかし、実際に使ううえでは、それぞれが意味しているものを正しく把握しておく必要があります。
この章では、5W1Hの各要素を詳細に解説しましょう。
When
Whenは、「いつ(時間)」を意味する単語です。Whenには、日時や期間、期限などが当てはまります。
仕事のコミュニケーションでは、When(納期)を共有することで、“いつまでにやらなければならないか?”が明らかになります。
また、納期から逆算しての段取りが必要な場合にも、期日から準備ができるようになるでしょう。
なお、Whenの設定では、「急ぎ」や「来週中に」といったあいまいさが残る表現ではなく、「何月何日」「いつまでに」といった具体的な表現を使うことが大切になります。
Where
Whereは、「どこで(場所)」を意味する単語です。具体的には、エリア、開催場所、訪問先などが当てはまります。
たとえば、オンライン会議などを実施する場合であれば、アクセス先のURLがWhereに該当すると考えてよいでしょう。
Who
Whoは、「だれが」を意味する単語です。主語となる人や企業、部署などが当てはまります。具体的には、業務の担当者、取引先、顧客などが該当するでしょう。
Whoを明確にすることで、実行者や責任者が明確になり、行動を具体的に決められるようになります。
また、報連相などのコミュニケーションで「誰がいったか?」「誰がやったか?」といったことを明確にすれば、対応や対処も議論しやすくなるでしょう。
What
Whatは「何を」を意味する単語です。具体的には、「新製品A」「B事業所の課題」「2024年入社の新入社員」といった情報の目的となる人や物などが該当します。
また、会議のテーマや業務内容、施策内容などもWhatに該当するでしょう。
Whatを明確にすることで、検討事項やすべきことが明確になります。
Why
Whyは、「なぜ(理由、原因)」「何のために(目的)」を意味する言葉です。伝えたい情報の理解を深めるために必要な項目となります。
たとえば、何かの施策をするうえで、Why(目的)を以下のように共有すると、メンバーのモチベーションが上がり、行動や判断に迷いもなくなるでしょう。
- 過去3年の新人離職率が高いから(内定者フォローに力を入れる)
- 手書きのほうが喜ばれるから(手書きの御礼状を出す)
- 顧客満足度を上げたいから(セールストークを変える) など
How
Howは、「どのように(手段)」を意味する単語です。
「eラーニングで」や「アルムナイ採用で」「方法Aで」のようにプロジェクトの実施手順や問題の解決手段など、実施するための具体的なやり方に関する情報を設定します。