これから内定通知書や内定承諾書などの書類を作成する場合、具体的にどのような項目を盛り込めば良いかわからないこともあるでしょう。
この章では、各書類の文面テンプレートや必要となる記載項目を紹介していきます。
内定承諾書
内定承諾書の項目・フォーマットは自由です。ただ、一般的な内定承諾書には、以下の項目が盛り込まれています。
- 記入年月日
- 宛先:企業名・代表者名
- タイトル:内定通知書
- 内定通知受領した旨とその日付
- 内定承諾の旨
- 内定承諾書提出後は無断で入社を拒否しない旨
- 指示された書類は遅滞なく返送する旨
- 住居変更などがあった場合は連絡する旨
- 承諾書に記載された事由で内定取り消しになっても不服申立てをしないこと
- 本人の氏名・住所・捺印欄
- 保証人の氏名・住所・捺印欄と本人との関係
内定承諾書のテンプレート(サンプル)は、以下のとおりです。
内定承諾書
令和◯◯年◯月◯日
▲▲▲株式会社
代表取締役社長 ×××殿
このたび、◯◯年◯月◯日に、貴社の採用内定通知を受領しました。私は、貴社からの採用内定を謹んで承諾するとともに、ご指定の入社日に入社することを誓約いたします。内定承諾書の提出後は、無断で入社を拒否しません。
住所や提出書類に変更が生じた場合には、遅延なくご報告いたします。なお、内定期間中に下記事項が生じた場合、採用内定を取り消されても不服申立てはいたしません。
記
・健康上の問題で、就業困難になったとき
・書類などに虚偽の事実が発覚したとき
・来春に卒業ができなくなったとき
・犯罪行為またはそれに類する非行を犯し、あるいは貴社の社員として不適格ないし品格を害する事由を生ぜしめたとき
・その他、勤務に支障をきたす事象が認められたとき
以上
(本人)住所:
氏名: (印)
(保証人)住所:
氏名: (印)
(本人との関係 )
内定通知書
内定通知書の発行は義務ではありませんが、内定が決まった段階で内定が決まった旨を通知することが一般的です。
下記は、労働条件の記載はされていないタイプの内定通知書です。
令和4年9月15日
◯◯◯様
▲▲▲株式会社
代表取締役社長 ×××
内定(採用)通知書
拝啓、初秋の候、貴殿におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、このたびは、弊社の採用試験にご応募いただきまして、誠にありがとうございました。厳正なる選考の結果、◯◯◯様の採用を内定しましたので、ここにご通知申し上げます。
つきましては、同封の内定承諾書をご記入いただき、令和4年9月30日までにご返送ください。なお、入社日などの詳細につきましては、別途ご連絡いたします。
末筆となりましたが、残り少ない学生生活でもご健康に留意されながら、引き続き精励されますようお願い申し上げます。
敬具
記
1.同封書類:内定承諾書、身元保証書
2.提出期限:令和4年9月30日(金)必着
以上
本件に関する問い合わせ先
人事部人事課 採用担当 ◆◆◆
TEL:00‐0000‐0000
労働条件通知書の必要記載項目
内定通知と同時に労働条件通知書を発行する、内定通知書を労働条件通知書も兼ねるものにする場合、労働基準法第15条で義務付けられた以下項目を必ず記載する必要があります。
- 1.契約期間に関すること
- 2.期間の定めがある契約を更新する場合の基準に関すること
- 3.就業場所、従事する業務に関すること
- 4.始業・終業時刻、休憩、休日などに関すること
- 5.賃金の決定方法、支払時期などに関すること
- 6.退職に関すること(解雇の事由を含む)
- 7.昇給に関すること
出典:労働基準法の基礎知識 ポイント1 労働条件の明示(厚生労働省)
労働条件通知書を作成する際は、厚生労働省が公開する以下のフォーマットに則るとよいでしょう。
参考:労働条件通知書