内定者フォローで実施することは、自社の状況や目的によって異なります。まずは一般的に実施される内定者フォローの事例8つを紹介します。
内定者フォロー事例①懇親会
懇親会は、内定者同士および先輩社員と交流するきっかけになります。
内定者の多くは入社してから会社の人間関係に溶け込めるか、入社後にうまくやっていけるかという不安を抱えています。
懇親会を実施して内定者同士および先輩社員と交流する場を設けることで、入社後にどんな人と一緒に仕事をするのかわかります。
また、未来の同僚・上司の人柄がわかる、仕事の雰囲気を垣間見ることで、入社にあたっての不安を和らげられるでしょう。
内定者フォロー事例②内定者研修
内定者研修も内定者フォローの定番施策です。内定者研修は、目的に応じて研修のコンテンツは大きく3つに分けられます。
まず、内定承諾した理由を再確認したり、入社後のビジョンを描いたりすることで、入社への不安や迷いを解除するもの。
次に、内定者同士のコミュニケーションを促進、人間関係を形成するもの。
最後に、入社後に生じるリアリティギャップに対する心構えや仕事への姿勢、必要となるビジネスマナーや知識の育成を通じて戦力化を早めるものです。
どれか1つに限定する必要はありませんが、自社の状況を踏まえて、目的・コンテンツを設計していくことが大切です。
内定者フォロー事例③資格取得支援
業務上で資格が必須となる業種や職種の場合、内定者フォローのひとつとして資格の取得支援を実施する場合もあります。
たとえば、資格を取得しないと活動できないMR、また、宅地建物取引主任者の資格が必要となる不動産業界、ITエンジニア系の採用などでよく実施されています。
資格の勉強は研修と違ってまとまった勉強時間を要するため、内定者の自主性が求められます。
ただ、伝え方を工夫することで「会社が投資して支援してくれている」「入社後に活躍するための準備を進めている」といった意識を醸成することも可能です。
内定者フォロー事例④内定者アルバイト・インターン
内定を出してから入社日までに猶予がある場合、有償で内定者アルバイトやインターンの形で会社の業務に取り組んでもらう施策もあります。
内定者アルバイトやインターンを取り入れるメリットは、入社後に任せる予定の仕事を入社前に覚えてもらえることです。
採用人数が多くなってきたりする場合には公平性を保つために実施が難しい場合もあると思いますが、採用人数が20名以下ぐらい、また、オンラインでも業務が可能といった場合には有効な手段です。
ただし、内定者が学生の場合は学業と両立できるように、スケジュールを組む必要があります。
インターンやアルバイトを優先させて学業が疎かになり、単位を落として留年してしまっては本末転倒です。
内定者と相談して、学業と両立できるスケジュールを組みましょう。
内定者フォロー事例⑤人事・先輩社員との個人面談
内定者とのコミュニケーションに主軸を置く場合、人事・先輩社員との個人面談を実施する場合もあります。
個人面談のメリットは、内定者の本音を聞き出したり、質問に回答したりするなど、個別の対応が可能な点です。
コミュニケーションを目的とした他の代表的な施策としては、懇親会が挙げられます。
しかし、不特定多数の人がいると本音を交えた会話が難しくなってしまい、内定者の人柄をつかみにくい、本音は聞き出しにくい部分もあります。
個人面談で内定者との時間をじっくり取ることで、面接や懇談会とは違った一面を見られる可能性があります。
また、内定者も研修や懇親会で話せなかった自身の不安を伝えたり、人事や先輩社員との繋がりを深めたりすることができます。
内定者フォロー事例⑥グループワーク
内定者同士もしくは先輩社員を交えたグループワークも、繋がりを作る上で有効な方法です。
グループワークのお題を事業や業務に関連することにすれば、入社後の仕事に対する理解を深められます。
また、内定者の新たな一面を見るために、謎解きゲームなどの遊び要素をお題とする形でグループワークを内定者研修に取り入れることもできます。
グループワークを実施することで、コミュニケーションが取れるだけでなく、お題によっては事業や業務内容への理解を深めることもできるでしょう。
内定者フォロー事例⑦オフィス・社内見学
内定者に働くイメージを持ってもらうことを目的とするのであれば、オフィス・社内見学の時間を設けることも良いでしょう。
働くイメージを持ってもらえればモチベーションの向上に繋がり、入社後も意欲的に働いてもらえることが見込めます。
とくにコロナ禍を経てオンライン採用が定着しましたので、「最終面接でしか会社に来ていない」といった場合も増えています。
懇親会や内定者研修などをセットにして実施すると有効でしょう。
内定者フォロー事例⑧.社内イベントへの参加
社内で定期的にイベントを開催している場合は、内定者に参加してもらうこともおすすめです。たとえば、キックオフや年次総会、忘年会などです。
社内イベントに参加してもらうことで、内定者も雰囲気を知れますし、多くの社員と繋がるきっかけになります。
イベントを通して面接や研修ではわからなかった内定者の一面も見られるでしょう。
ただし、社内イベントに呼ぶ際には、採用選考の中で伝えてきたこととギャップが生じないかといった考慮、また、内定者が孤独感などを感じないようにするなどの配慮が大切です。