東宮 美樹

東宮 美樹

元 株式会社ジェイック 取締役
元 株式会社Kakedas 代表取締役社長

1997年筑波大学を卒業。食品会社や人材派遣会社などを経て、ジェイックに入社。新人~次世代リーダー・管理職までコミュニケーション改善や主体性発揮、エンゲージメント強化の研修、また、自身の経験も踏まえた女性活躍やキャリア研修、イクボス育成などを得意とする。教育事業の主管としてジェイック取締役、またキャリア面談プラットフォームを提供する株式会社Kakedas代表取締役等を歴任。

エビングハウスの忘却曲線

お世話になっております。

HRドクターを運営する株式会社ジェイックにて

取締役 教育事業部長を務めます

東宮美樹と申します。

 

 

今回は「エビングハウスの忘却曲線」について

お話しさせていただければと思います。

 

これは、ドイツの心理学者、

ヘルマン・エビングハウス氏が発見した

記憶保持率(どれだけ覚えていられるか)と、

時間の関係を解き明かしたものです。

 

 

この研究によると、まったく意味も繋がりもない

初めて知る音節を記憶した後

時間経過とともにどれだけ覚えていられるかを

調査したところ、

 

20分後には 58%

1時間後には 44%

1日経つと 33%

 

しか覚えていない、という

実験結果が出たそうです。

 

1日経ったら、約7割は忘れてしまう

というのは驚きですよね。

 

 

ですが、これはあくまで

「無意味な音節」を記憶した場合の話です。

 

意味のある言葉や、前後の文脈がついていれば

この通りの結果にはなりません。

 

そのため、このような性質を利用して

社員の学びをより定着させるために

以下のようなことを押さえておくと

よいかもしれません。

 

 

まず上述した通り、その情報が

相手にとって意味のあるものであると

意味づけをしてあげたり

その前後のつながりを意識して伝えてあげると

相手は記憶をしやすくなります。

 

なので例えば、

 

「今度行う研修は、〇〇さんに

△△という風になってもらうために

ぜひ学んでほしい内容なんだ。

 

だから、今行っている仕事と

照らし合わせながら受けてほしい」

 

という風に、さらに期待などと併せて伝えるだけで

受講者の取り組み姿勢や

記憶のしやすさは変わります。

 

 

 

また、継続した学習機会を設けるのも

大事な環境づくりです。

 

一度で吸収できる情報量には

限りがあるので

継続して学習・復習できるよう

学びの機会を止めないというのも

上司・人事としては大事な役割の一つと

いえるかもしれません。

 

 

新型コロナの影響で

大人数で集合しての研修実施なども

難しくなってきているかもしれませんが

 

今や、オンラインを使った

研修や学びの機会など

このコロナの影響で

様々なサービスが増えています。

 

そういったものを活用して

ぜひ継続した学習機会を

設けてあげられることを

お勧めいたします。

 

 

 

今週はここまでとさせていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

来週もよろしくお願いいたします。

 

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