伝える前に、受け止められる土台を整える
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OJTの現場では、指導側は「伝えた」つもりでも、相手には「伝わっていない」というすれ違いが頻発します。根本原因を辿ると、指導テクニックの問題ではなく、すなわち指導を「受け止められる土台」が整っていないことに行き着きます。
たとえば、自己肯定感が低い新入社員や部下は、指導やフィードバックを客観的なアドバイスとしてではなく、過度な個人的批判として受け取ってしまう傾向があります。その結果、失敗を恐れるあまり挑戦を避けたり、新しい知識のインプットに無意識の「拒否反応」を示したりすることもあります。
受け取り手がこのような心理状態では、指導者がどれだけ論理的で分かりやすい言葉を選んでも、内容は相手の心に届きません。OJTを成功させる鍵は、まず「受け取り手」の土台(=受け取り力と自己肯定感)を育む視点を持つことにあります。






